『トラベル ハウス』軽トラキャンピングカーの 走行性能インプレッション
先日の↓↓の企画と同時に行った走行テストについて記事にしてみます(^^)/『トラベルハウス』で "絶景 探索 ツアー" に行ってみた!
本来なら、軽トラックや『トラベルハウス』に負担が掛からない穏やかな運転が望ましいのですが、筆者的に軽 トラキャンの走行性能はかなり気になるテーマなので、様々なシチュエーションにて走行テストしてみます。
・・実は『トラベルハウス』を軽トラに搭載して一般道を走行するのは全くの初めてです。何だか緊張してきました(;゚Д゚)
(※当ページでの走行性能インプレッションは以下に紹介する車両のものとなります。また、事細かなインプレッションになりますが、あくまでも個人の感想なので参考までにお楽しみください(^^)/)
●『新型のCVT搭載 ハイゼット』
車両重量は860kg。
空荷走行では、カタログの宣伝通り変速ショックが少ないスムーズで力強い加速が可能になっており、平地というより上り坂での走りの力強さがより分かり易い感じです。
CVTの特性からか、“停止状態→加速スタート”や“フル加速”においてはエンジンが一気にふけ上がるので、その際のエンジン音が大きめな気がします。
●「4WD&リア4枚リーフスプリング仕様」
4WDなのでそれぞれのタイヤに掛かる荷重にばら付きが出ても安定走行。
4枚リーフスプリングの効果で、重量物を積み込んだ場合の車両後方の沈みが抑制され走りが安定。
『トラベルハウス』を搭載するには、うってつけな性能と言えそうです(^-^)
●「”後付け”バックモニター&デジタルインナーミラー搭載」
走行性能とは直接の関係は無いのですが、『トラベルハウス』を搭載する際はキャビン後方が完全な死角になるので「バックモニター」や「デジタルインナーミラー」を搭載すると事で後方確認し易い様にさっそく自社で工事してみました。心配性なのでダブル搭載です!(^^)!
最新型のハイゼットジャンボには純正メーカーオプションとして「デジタルインナーミラー」が設定されているので、そちらを装着しておくのがお勧めですよ!
いきなり企画終了後の反省事項から発表させていただきます。
今回は『トラベルハウス』室内の荷物の固定がイマイチでした。出発当初は急な登り坂の走行などを想定しておりませんでしたので(^-^;
・(写真)室内のバンク部分に重ねて置いてあるだけの2段ベッドの構成パーツ
・フロアに重ねて置いてあるだけの雑誌類 等・・
走行中にこれらの荷物が、バンクベッドから落ちたりフロア上で散らばってしまわない様に、全体的に少し大人しい感じのテスト運転になってしまったかもしれません。
キャンピングカーにおいては、居住空間の荷物の固定は基本中の基本ですよ!
●『トラベルハウス』の大きさの影響は?
軽トラックに初めて搭載してみてから会社の敷地内を移動させる際には、全く慣れていなかったので荷台の『トラベルハウス』がとても大きく(特に高さが高く)感じられました。
今回は、大きさ・高さが走行性能にもたらす影響についてもインプレッションしてみます。
●『トラベルハウス』の重量の影響は?
『トラベルハウス』の重量は約200kg~です。今回のデモカー2号に搭載している『トラベルハウス』は、ディープサイクルバッテリー×2個などを搭載しているフルオプション仕様です。
250kg近くは有るシェルを搭載した『軽 トラキャン』となるのですが、実は軽キャブコン(本格的な軽トラキャンピングカー)より200kg近く軽量なのです!
■軽 トラキャン(デモカー2号)・・【軽トラック860kg+トラベルハウス250kg位=1110kg位】
■軽 キャブコン・・実は【車両重量1300Kg超】のモデルも結構有ります。
『トラベルハウス』軽トラキャンピングカーはどれ程の走行性能なのでしょうか?
これも荷台を脱着可能な「軽 トラキャン」において凄く気になっていた部分です。
色々なメディアで目にしてきた軽トラハウス(モバイルハウス)はベルト固定してあるものがほとんどです。トラキャンにおいて、車両とシェルの固定はこれで十分なのでしょうか?
『トラベルハウス』を軽トラックに固定する方法は大きく2つ。
①トラベルハウス純正『固定金具』を使用してボルトで固定する方法。荷台にボルトを通す為の穴あけ加工が必要ですが、スッキリした見た目が好きな方にはお勧めです。
②取付け方は色々ですが『別売のラッシングベルト』で固定する方法。基本的に荷台に穴あけ加工が不要なのがメリットです。
弊社のデモカー2号では『軽トラック』と『トラベルハウス』を弊社オリジナルの金属ステーを介してラッシングベルトで固定しています。
また、荷台のキズ防止や『トラベルハウス』の滑り止め効果を期待して荷台ゴムマットを敷きました。(必須ではありません)
果たして、走行中にハウスが動いてしまったり、ガタついてしまったりしないのかを検証してみます。
↓↓↓↓
岐阜県岐阜市オートリペアカワシマ→道の駅『パレットピア おおの』→ 道の駅『池田温温泉』
主に市街地走行でのインプレッションです。
写真は出発してからすぐの道路です。
トラック等の背の高い車両を運転する際と同じ注意事項になるのですが、道路脇の木がせり出してきているこのような場合などは車線左端に近寄りすぎると屋根が接触する可能性が有るので注意が必要です。
特に高さ制限の有る道路などは注意が必要です。
乗り始めて5分程度の間だったでしょうか?
筆者が全神経を集中させていたからか色々な感覚がいっぺんに入ってきました。
・荷台に重量物を載せている感じが伝わってくる。
・通常の車とは道路からの振動の拾い方が違う。
・荷台の『トラベルハウス』が揺れているような気がする。
・ラッシングベルトの固定で大丈夫なのか心配。
・バンク部の荷物が床に落ちてしまわないだろうか?
・想像どおり空荷の場合より加速が遅めかな。
こういうのは自動車整備士の癖なのですが(^_^;)
初めてトラキャンを公道で走らせた瞬間は何だか心配でいっぱいなのでした。
しかし、心配するのは早いかもしれません。
『トラベルハウス』トラキャンはすごく背が高いので、カーブでのロールもかなり大きいはず。下手をすれば車が横転してしまうのでは(;゚Д゚)? 『トラベルハウス』自体の固定や室内の荷物が動かないかも気になるし・・
そんな考え事をしながら細心の注意を払いながら運転したのが先の感想となったのですが、少し気を付けるだけで実際にはカーブでも大きく車両が傾く事もありませんでした。
いったい、ここから先のレビューではどういった感想に変わっていくでしょうか?
相変わらず不慣れながらも、市街地での加速性能について道の駅『パレットピア おおの』迄と、そこから道の駅『池田温泉』迄の道のりでの検証です。
●信号スタートダッシュにおいて
赤信号で停止する度に、青信号のスタート時のアクセル開度を徐々に開けていくようにして検証をし続けたところ、青信号になった直後にアクセル開度7~8割といった感じでスタートし始めれば、周りの車に後れを取る事は無く、逆に1番早く加速できたりもしていました。CVTの特性からくるゼロ加速時に一気に吹け上がるエンジン音については、『トラベルハウス』という重量物を搭載すると、更に大きくなったので慣れが必要でしたが(^-^;
軽 トラキャンならではの軽量さと土台の新型ハイゼット トラックの性能の合わせ技のおかげなのでしょう。
とりあえず市街地における加速性能については、遅すぎて周りの迷惑になったりという事は心配無いです。
道の駅『池田 温泉』→『2つの恋愛スポット』の手前までの区間においてテスト走行です。
さて、ここからは市街地を離れて林道をはじめとする上り勾配のエリアとなります。信号もがらっと減るので、ストップ&ゴーが多い市街地とは違い、35~45km/h位のややゆっくり目の巡行がメインの道路となります。
アスファルトの状態は悪くは有りません。何だか既に『トラベルハウス』軽トラキャンピングカーの走行特性に “慣れ始めた” のか走行特性にも違和感を感じなくなってきました(^-^)
ストップ&ゴーが無く、緩やかなカーブが続く区間では全く心配事も無く普通の軽トラックの様に運転できています。
本格的な軽キャブコンは、車両自体がかなり重いので、“ちょっとした登り坂でも驚くほど加速しない” などは良く耳にする事です。
さてフルオプション搭載の『トラベルハウス』トラキャンもこの様な加速しかできないのでしょうか?
上り坂において特に心配だったのが、室内のバンク部分上で固定していない2段ベッドの構成パーツ達の事です。もしかしたらバンク部分から下に落ちてしまうのでは無いかとヒヤヒヤでした(;゚Д゚)
しかし、フル加速のテストをするのをためらったのにも関わらず普通に坂道を登っていきます。
やはり軽キャブコンに比べればかなり軽量であることからか坂道でも問題なく加速する事が出来ました。ここでは土台のハイゼットトラックの性能がより大きく貢献しているかもしれませんが。
『揖斐境大橋』の手前も上り坂続きだったので一旦停車。
『トラベルハウス』室内のバンク上のパネル類が非常に心配でしたが、覗いてみても大きくは動いていない事が確認できました。パネル表面のプリント加工が滑り止め効果を発揮しているのでしょうか?
これ位の勾配の坂道なら結構大丈夫みたいですね。
荷物が無事で心配事がひとつ減りました(^-^)
足元に置いていた雑誌類達は、さすがに乱雑になっていました。こちらは何らかの収納方法を考えないといけません。
『恋のつり橋』→『夫婦滝 久瀬』→再び『恋のつり橋』
この区間が今回最もハードなコースです。やはり恋愛には山あり谷ありということでしょうか?『恋のつり橋』付近は市街地コースなのですが、ここから『夫婦滝』までの西美濃もみじ街道を往復する区間で更なるテスト走行をしてみます。
出発直後の状態なら走る事すら躊躇したかもしれません。
しかし、ここ迄で『トラベルハウス』軽トラキャンピングカーの走行に慣れてきたので、思い切って“攻め気味”で走行してみる事にしました!
(とは言っても危険走行ではない位です(^-^) いきなりの急カーブ等に気を付けながら走行してみます)
・・ここで曲がりくねったコーナーを短距離ながら走り込むにつれて感じたのが『トラベルハウス』軽トラキャンピングカーは“見た目からの想像より大分走れる”という事です。
テスト走行中に検証②の件も有り、ラッシングベルトで荷台に固定されている『トラベルハウス』をドアミラー越しに確認してもいたのですが、軽トラックと一体化していると感じるほどしっかりと固定されている様で安心しました。
こうして走っていくうちに、走り始めに有った不安が一つずつ解消出来てきた事も『トラベルハウス』軽トラキャンピングカー走行中の違和感の解消に貢献したようです。
あと、上手く表現できないのですが、ここまでの段階では『トラベルハウス』+『軽トラック』という別々の2つの物体が連なって走っているという認識だったのが、『トラベルハウス+軽トラック』が一体化した“1台の車”として認識しながら走行できるようになりました。
なんだかどんどん違和感が小さくなってきます。
『夫婦滝』から国道303号線までの帰り道はちょっとしたダウンヒルとなっています。
先程走って来た道なので、こちらも“やや攻め気味”で下ってみる事にしました。(あくまでも法定速度内で規則は遵守したうえです)
走り始めからやや進んだところで、ドアミラー越しに後続車両1台が1コーナー分位後についてこられたのに気が付きましたが、問題なく一定距離を保ちながらの走行が出来ます。
出発当初に比べると信じられない位スピーディーな走行が出来ている事に我ながら驚きです(^-^;
始めの違和感の殆どは、自らが『トラベルハウス』軽トラ キャンピングカーの運転に不慣れなゆえに慎重になりすぎていたのが原因だったようです。
先の区間とは違い道幅も広く見通しも十分で50~60㎞位の速度で気持ちよくドライブ出来ています。
このような場面では、もはや特別な心構えは何も必要ないですね!
■直進時に正面から受ける空気抵抗について
斜めにカットされたバンクのおかげでしょうか?これ位の速度域なら殆ど空気抵抗の影響が無さそうです。もしや、この形状から少しだけダウンフォースを発生出来ていたりもするのでしょうかね(^-^;?
■横風の影響について
やはり、背が高い事で横風の影響を受けやすいのは確かなようです。最初は風を受けた際に気になっていましたが、こちらも徐々に慣れてしまいました。
さて、折り返し地点となりました。
帰りにおいては主に検証②を実施していきます。
ナビの目的地に『ロータスカワシマ店』を設定し直したところ「目的地までおよそ1時間40分」とのことです。地元からこんなに近くに大自然を満喫できるスポットがあった事に驚きました。
初夏に入ったので日没は遅いのですが、もう遅めの時間なので帰り道は寄り道をせずに真っすぐ帰ります。
検証②については道すがら目視確認してきてもいたのですが、帰り道ではその様子を助手席側のドアミラー越しで撮影してみました。
カーブにおいて車体がわずかにロールしていますが、荷台上の『トラベルハウス』はピクリともずれていないような感じですね(゜o゜)
カーブにおいても大丈夫だった『トラベルハウス』は、直進時にもしっかり荷台に固定出来ており、搭載位置がずれたりするような気配は全く無い様に見えます。
トラキャンにおけるラッシングベルトでのシェル固定については、取付方法がしっかりしていれば全然大丈夫そうですね。
『ロータス カワシマ店』まで無事に帰還後、弊社オリジナルの取付けステーの異常もない事を確認できました(^^)/
検証①結果発表
慣れない内は色々な心配事が多かったのですが、結果的には『トラベルハウス』軽トラキャンピングカーの “予想以上の走行性能” を体感することが出来ました。
検証②結果発表
トラキャン特有のラッシングベルトでの固定についても十分な固定力が有る事が証明できたのではないかと思います。
(あくまでも個人的な感想なので走行性能に対する過度な期待はご容赦くださいね(^-^;)
●まずは走り慣れるのが大切
本日の総走行時間は約3時間半。慣れていない乗り始めの違和感が有るのは確かですが、意外と早くその走行特性に慣れる事が出来るかと思います。このツアー以降にも何度も走行してみましたが、最初の違和感をもう感じなくなっております。鈍感になったのでしょうか(^-^;
ひょっとして気にされない方は始めから違和感をほとんど感じないのかもしれません。
●事前準備も大切
荷台の『トラベルハウス』をしっかり固定する事。室内の荷物についてもしっかり固定する事。とにかく気にすることなく運転できるようにしておきましょう。
●ラッシングベルトもこまめな点検が大切
『トラベルハウス』をラッシングベルトで固定する場合はベルトの緩みやキズ付きが無いかなど日常的チェックするようにしておきましょう。トラキャンにおいてはシェルの固定は最重事項です。ベルトは耐荷重性能に余裕があるものを選びましょう。
●安全運転をしましょう
今回の記事に関しては、あくまでもインプレッションの為の走行性能のテストであり推奨する走行方法ではありません。基本はゆっくり目の安全な走行を心がけましょう。
「ロータスカワシマ」とは弊社(株式会社オートリペアカワシマ)が加盟している国内最大級の自動車整備工場グループ「ロータスクラブ」における通称名です。お車の事でお困りの際もお任せ下さい!
すぐお隣の山県市・本巣市からはじまり、瑞穂市・大垣市・各務原市・関市など、近隣の地域のお客様にもご愛顧いただいております(^^)/ とにかくお気軽にご利用下さい!
▼『トラベルハウス』のデモカーを実際にご覧頂けます!
定期開催の『トラベルハウス展示 商談会』では、『トラベルハウス』の軽トラ キャンピングカー・軽トラ キッチンカーを実際に体験していただけます。是非ともご来店ください!愛知県寄りの地域でもあるので、県内のみならず愛知のお客様もお見えになりますよ(^。^)
※必ず事前にご予約下さい。シェルを自作したい場合の調査としての見学等は一切お断りいたします。トラベルハウス TOPページ
▼『トラベルハウス』のカー リースも可能です!
弊社は、ロートピア・カーリース特約店です。既に『トラベルハウス』に適合可能な軽トラックをお持ちの場合はシェル単体でのご購入も可能ですが、『トラベルハウス』と軽トラックを同時購入の場合はカー リースやローンのご利用も可能です。
トラベルハウス の カーリース
★全業務で国産全メーカー(レクサスは除く)お任せいただけます!
※輸入車の作業については引き受けを控えさせていただいております。
※不正改造車の作業依頼はお断りさせていただきます。
●お電話でのお問合せは弊社営業時間内にて
058-232-4185
で受け付けております。
※お電話ではロータスクラブでの通称名「ロータス カワシマ」とお返事させていただきます。
※必ず「ホームページを見た」とお伝えください。
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株式会社オートリペアカワシマ
岐阜県 岐阜市 打越548番地
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜、祝日、第2、4土曜日 GW、盆、正月等
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